特製『菊箱』柴山俊之/Ruby
『センチメンタル・フール/柴山俊之』\2100
『黒い地球儀/Ruby』\2100
『Radio-Active(LIVE1991)/Ruby』\3800
『Fall-Out(LIVE1999)/Ruby』\2600
ディスクユニオン/合計\12700
最初は既に入手済の「黒い地球儀」以外を買おうと思ってたんだけど…実はちょっと迷ってました。
と言うのは「センチメンタル・フール」と「汚れた顔の天使」はLP(!時代が感じられる!!)リリース当時に購入したのですが、正直言って、…あんまりいいと思わなかったのです。
「つまんない」と言うわけじゃなくて「ちょっと自分の趣味と違うかも」とか思って、そんなに何度も聞かなかったような覚えがあります。
その印象が強かったので「どうしようかな…また聞かなくてもちょっとヤだな」とギリギリまで迷ってたんだけど、ディスクユニオンで5枚まとめて買うとボックスが付いて来ると言うし、「まぁもう一度聞いてみるのもいいのでは?」と思って予約。
…いや…買って正解だったよ。
客観的に思うにたぶん高校生には渋すぎた。
今聞いてみるとルーツがわかった上で評価が出来るアルバムだと思う。
『汚れた顔の天使』は改めて聞いてみるとしっかりした楽曲だし、曲に合わせて歌い方や演奏を微妙に変えてたりすごく大人っぽくて聞き込ませるアルバムだと思う。
これが時間を経てあの過激なRubyにつながっていったのかと思うと感慨深いです。
たぶん当時はあまりにもきちんとした体裁だったので「ちょっと物足りないな」と思ったんじゃないかな?
昔のアルバムをもう一度聞いたり本を読んだりすると、それまでどんなものを見たり聞いて来たかによってがらっと印象が変わる事もあるので、思い込みで判断するのはすごい危険だなと改めて感じました。