Flower&Needle

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ガラスフュージング(ミルフィオリ)の体験教室に行った話

中学時代からの友人と数カ月に一度遊びに行くのですが、「今回は何をしようかねー?」と言っていたらこんな教室を見つけてくれました。f:id:flower_needle:20180831191132j:image

これは何かと言うと、ミルフィオリを使った「ガラスフュージング」で作ったペンダントヘッド。
ミルフィオリ」は「ベネチアンガラスのお花の部材」、「フュージング」は「融合する」という意味。
つまり、ミルフィオリを熔着させる技法の事。
その体験教室に行った話です。

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ミルフィオリはこちら。ベネチアンガラスの花形。
「ミル=千」「フィオリ=花」なので「沢山のお花」という意味なのでしょう。
大きめのお皿に何種類もの部材が入っていますが、花だけでなくよく見ると鳩や星・月、ハートも!
ハート柄は古代エジプトから使われていて、実はベーシック&クラシカルなモチーフなので使いようによってはすごい渋く使えそう。
アルファベットもあるそうです。
今回は「中心1つ・周囲6つ」という構成のペンダントトップを作成。
まずはざっくりと自分が作りたい柄を選んでいきます。

……なのですが、ミルフィオリが径も高さもバラバラで明らかにパーツの大きさが揃ってない。
「どこまでが許容範囲なのだろう?」としょっぱなから動揺。
先生にお聞きしたところ、今回は上にガラスをかぶせて焼く焼き方のため「高さは極端に違わなければOK・ただ、あんまり切り口が斜めになっていない方がいい」「周囲に使うパーツは並べたときにお互いがあんまりくっつかない方がいい」「強いて言うなら中央のパーツは周囲に使うパーツよりも低めの方がいい」との事でした。
まあ、お試しなのでそこまで厳密でなくても大丈夫みたい。
「シンメトリーなものの方がクラシカルで基本に忠実」「中心の色が変るだけでも印象が変るので、そこだけ入れ替えてみてもいいかも」との事。

ホントに「作品を作る!」って時には、当然パーツは柄や径・高さをきちんとより分けるという下準備をしていると思うのですが「選ぶ楽しみや他の参加者さんとの交流を深めるためにわざとバラバラにパーツを入れている」「同じミルフィオリを渡してみんなで同じデザインの作品を作りましょう、という講座はしていません」との事でした。
これはすごいいい考え!
今回の目的は技術を学ぶ事じゃなくて「こういう技法があるんだよ」っていうトライアルだし、失敗しても「こういうデザインなの!」と言い張れるし。
他の人の作品を見ると「こんな合わせ方もあるんだな」と話題にも勉強にもなるしね。

ひとまず何点か組み合わせてみて最終的に4点に絞ってみました。
これから秋になるので、出来れば季節感が出るものをーと考えた。

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上はチロリアンテープのイメージ。
下はボタニカルポップなイメージ。(こっちは夏っぽいからナシだな、とは思ってた)

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上はベネチアンクラシックなイメージ。
下は周囲の黒のパーツを活かしたデザインにしたかったんだけど、イマイチ組み合わせ方に迷ってしまったので途中で断念。
最終的には友人に選んでもらって決めました。

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デザインが決まったら左側のガラスに、1mm位内側に糊で貼っていきます。
(右は友人のデザイン)

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これは貼りつけてからひっくり返した様子。(これは先生がやってくれます)
つまり、裏側が表面になるという事ですね。

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専用の炉でゆっくり焼いてゆっくり冷ましていきます。
(これも先生がやってくれます)
急速に作業をすると温度差で割れてしまうので、大きいものであればあるほどこの工程の時間がゆっくりに。
大きいお皿などでは常温で入れてから1日焼いて、1日かけて冷ますそうです。

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焼いて冷めるまでだいたい1時間。
金具を付けて出来上がり。
しかしこの「金具をつける」という事を全然気にしていなかったので透けてる部分が大きめなパーツを使ってしまい、金具があんまり目立たない位置を決めるのが一苦労でした。
友人には「愛想のない店員がいるこじゃれた雑貨屋で6,800円位で売ってそうなデザイン」と言われた。

先生も仰っていましたが『後日郵送』とかより、『すぐお持ち帰り』という方が充実感、お土産感、満足感が高くていいですね。
それと友人は「最初これをお母さんにあげようと思っていたけど、ただあげちゃうよりもお母さんが自作した方が楽しいかも」と言ってました。確かに。
多少失敗しちゃってもそれほどダメージが強くないので、機会があったらぜひやってみてはいかがでしょうか?

 

 

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